9割の学生が勘違いをしている最も効率の良い成長方法
今日は自分が運営に入っているある教育事業のチュートリアルに行ってきた。もともと話ベタで場をしらけさせるのが俺の得意技としてあったんだけれど、ようやく新しいスキルを習得できそう。ちなみにそのスキルって何かというと、場を盛り上げること。場を盛り上げるというよりはウケを狙うこと。案外トレーニングだったり模倣を繰り返せば意外といけるかもしれない。あとは結構楽しかった笑
そんなことは置いといて。今日はトレーニングについて話をしてみようかな。イベントとか行くと、結構いろんな人たちに話を聞きたがるけれど、その内容は大体こんな感じ。
「在学中にどんなことをしていましたか??」
ということを聞いちゃう。
これって実際は在学中に自己成長のためどんなトレーニングをしていましたか??という質問。でもそんなトレーニング方法なんてネットで調べれば転がってくるし、特に考える必要もない。しかも一回提示されたら、ただそれをやればいい。でも、みんなその手段に対してずぅっと考えている。この努力はあたるのか。確実に成長できるのか。目の前にその方法で成長した人がいたにもかかわらず、それをガン無視して究極のトレーニング方法について考える。成功してもいないのに。
1.9割の学生がやってしまうトレーニングへのアクション
どうですか皆さん。よくトレーニング方法を“考える”ことだけしてないだろうか??
でもトレーニングの効率の良い方法を考えることなんて専門家のすることだし、考える必要はあるけれども、それは検証をしつつやらないと全く意味がない。
特に僕はよくバスケを例えとして挙げるけれども、バスケのドリブルの上達方法はどんなトレーニングがあるのか、なんてものにいちいち頭を使ってもバスケは全く上達しない。ではどうすれば上達するのかというと、与えられたトレーニングを全部やればいい。効率が良さそうなトレーニングがあるなら、それもやればいい。それが結局一番効率がいい。
でも、誰もトレーニングをやらないで効率のいい方法を求めたがるのは、楽して成長したいから。でもぶっちゃけ楽して成長なんてものは全くない。実際トレーニングなんてくそつらい。受験勉強だってそう。楽して勉強をするなんてものはないし、必ず地道なトレーニングをやっている。でも苦しいトレーニングになってしまう。しかも、そういったプロセス思考の人は必ず失敗してしまうものにはもう1つ欠点がある。
2.せっかくの自己成長を妨げてしまう原因
どんな努力をしたか、それがあまりにストイックだと聞いた側からすれば、当然
「すげー!!」
ってなる。だけど本人からすれば結果を出すのが当たり前なわけだし、そもそもトレーニングが楽しいわけだからやっているというだけ。でもそんな人を憧れにする彼らは、トレーニングの苦しさに対して美学を持ってしまう。スラムダンクにおける桜木の2万本のシュート練習だったり、ナルトが仙人モードを習得する過程だったり、どんなキャラクターであっても努力はすごく地味。小さく積み上げるもの。でも、みんないきなりマッチョになりたいから、ベンチプレスでガリガリのやつが40kgに挑戦するような無理をする。そうしてどんどんトレーニング内容が特別なものだと錯覚して、難易度を上げていくことに価値を感じて自分を追い込んでいくのだ。結果潰れる。
実はこれが一番いけない。だって苦しいことなんて生半可な覚悟でできないし、ストレスたまるんだから長続きしないでしょって話。トレーニングに美学なんて持っているやつは絶対どこかで挫折するんだよ。
一番大事なのはトレーニングのどこに面白さを感じてモチベーションを保ったか。目標達成がモチベならそれが一番いいし、他にもトレーニングの壁を突破したときに自分にご褒美をあげるだとか。トレーニングのロジックに実は価値はなかったりするところが結構あったりする。
さて、トレーニングに美学を感じている人はいるだろうか。もしこの文章を読んでいたとして、トレーニングにまだ美学を感じる人がいるのであれば、僕の文章力の弱さにも問題があるとは思うけど、一方であなたが研究者向きかもしれない。まぁそれならそれでいいんだけど笑
実は次の日曜日ですが、そんなトレーニングに美学を求めちゃう意識高い系のためにイベントを開催します。そんな意識高い系は見ないと一生意識高いままです。
意識高い系はとっとと脱却して、実践に移りましょう。