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7つの習慣って本は読んだことはある??ちなみに僕はないです笑
ただ、あそこで言われているような7つの習慣の中にwin-winになるようなことをしよう、と書かれているところがあるけれども、一言申したい。Win4winを徹底しよう。
前の記事の終わりの方にちょこっとだけ話したと思うんだけど、win4winを徹底したビジネスをしようというふうに言われてる。それこそ、耳にタコができるんじゃないかなってくらい。だけど、実際にはとても難しいことなんだよねこれって。というのも、人は基本的に自分が与えたことに関してはハッキリと記憶していることが多いし、どうしても自分の利益を先行するか、相手の利益を先行するっていう一方通行なバリューになりがちだから、この関係を作るってすっごく難しい。信頼関係を作らないといけないから。得意な人はもちろんいるとは思うけど、僕はこれがとっても苦手です笑
しかも他人の芝は青い、みたいなことわざがあるぐらい、人って相手の状態の方がよく見えたりするからこそ、このwin4winがめちゃくちゃムズイ。ちなみにwin4winってのは何かというのを改めておさらいしておくと、winは自分、4winは相手へ価値を与えるという考え方。もらう分の4倍価値を与えましょうという超絶ホスピタリティーな考え方。
1対1で見ると明らかに不利なんだけれど、実はこのwin4winにはものすごく大きいメリットがある。素直にこれができない人、人間関係で困っている人、もしかしたらこんな考え方を持てばうまくいくんじゃなかろうか。
じゃあ図で考えてみよう。自分と相手が何かの交渉をして、お互いにwin4winの関係を築いた。
この状態だとあんまりおいしくない。だって自分が頑張って得た対価より、自分の方が圧倒的に小さいんだから。でもこのwin4winは全く不利じゃない。下の図を見てみよう。
利害関係者を6人に増やしてみた。するとどうだろう。他の人が4つの価値を受けていることに対して、なんと自分が6つの価値を受けていることになっている。もちろんこれが増えてったら、どんどん自分が受けられる価値は大きくなって、より他の人に対して価値を与えることができる。こうして良いループができるようになる。これを体現したのが、世界的にも有名な大企業の社長なんじゃないだろうか。
一見リスクとしか思えないようなものでも、リターンの方がはるかに大きかったりする。かといってすぐに成果が出るわけではないから、当然挫折していく人も多い。そんな中で、どうやってwin4winを続けていって、より多くの人と関われるようになるのか、それを一旦は考えてみるといいかもしれない。