起業する必要がない2つの理由
今日は僕が運営をさせてもらっている教育事業の勉強会に参加してきました。というのも指導を受けている後輩が、早く実践に移りたいらしく、とっとと基礎をつけたいので来てください!とのことで、引っ張られて新宿まで出てきました笑
完全にボランティアですが、僕にとってはすごく楽しさがあったり実は学びも大きかったりするので嫌々言うことなく、むしろ積極的に顔を出してきました笑
今日は起業を本当にするべきなのかどうかということを考えていました。だって生きていけるし、今の世の中って大勢が就職って道に進んで安定した生活を送る方がいいわけだし、別に必要ないんじゃない?
ぶっちゃけその通りである。全くもって必要ないと思う。僕はその結論にたどり着きました
それでも僕が就職を拒むには理由があるし、かといって起業するつもりなんてものはあんまりない。そもそも彼らの一般論と僕の中の意見は似ているように見えて全く違う。
起業した会社のうち3年で9割が破産する理由
実は僕が起業をするべきではないんじゃないかというのはこれが理由として大きい。この理由についてもまだ細分化ができるから、分けて考えよう。
あなたはいきなりプロに勝てますか?
会社経営をバスケで例えてみよう。今からバスケを始めて、NBA選手であるレブロンやカリーに勝てますか??って話。ビジネスって視点で見ても、観客をどちらの方が集めることができるのか。あなたがプロのNBA選手より集客力のある選手になることができるの??無理でしょ。
それでもセミナーなりイベントなり行くと、しきりに運営や主催者はこんなことを言う。
「いや、とりあえず起業しなよ」
って思わず言いたくなる。だってお前らたまたま勝てただけだろ。
確かに行動することはとても大事だし、そもそも戦わないと勝てないから、勝つのであればやる必要があるかもしれない。けれど、「とりあえず学生のうちに失敗しようぜ」とか、あまりに無責任すぎる。そもそも失敗するってわかってんのに挑戦するなんて馬鹿のすることじゃん。他社に勝つ必要があるんならやる必要はあるけども。
じゃあ勝利する必要がなかったら起業するべきなのか。当然やるべきじゃない。
さっきの具体例で言うと、100人集客できるバスケ選手になりたかったらなればいいし、その条件にレブロンの集客力は関係あるのか?といえば関係あるけど、レブロンに勝利する必要はないわけだから、レブロンが試合をやらない日にバスケすればいいじゃん。
ちなみにこれを教えているビジネススクールは調べてみたけどほとんどなかった。あるっちゃあるけどここでは言いません。
あなたはプロを出し抜くことはできますか??
じゃあさっきの話だけど、実はそれよりもっと細かい部分に理由がある。それは情報の差。
僕は今、誰もが知っている某go○○leでインターンしているけれど、そこではっきりと分かった。
現状で起業を教えている会社はほぼ失敗する。お金を稼ぐことにフォーカスを置いているのであれば確実に長続きしない。
というのも、圧倒的に情報量が違いすぎるし、ビジネスに旬があるという時点で、時代に流されるようなビジネスモデル、例えば今流行りのAirbnbだったり就活セミナー、メディアに必然的に頼ることになってしまう業態は安定しない。だって10年前あったのか?というとなかったから。まぁキャピタルで見た収益は高いけど。時代が移り変わるにつれて事業が増えたり減ったりするのは当たり前だと思うけれど、何年も勝ち残っていった業態ってはっきり2つに分かれる。
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情報戦を制した企業(リーダー、フォロワー)
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哲学で人を巻き込んだ事業(超絶ニッチ)
つまり、わざわざ起業をして、たくさんお金を稼ぎたいという輩は情報やコネがなければもれなく死ぬということになる。あとは会社のバックについている会社による。起業して勝ちを目指すんだから、他業種の情報だったり、メディアに乗らないような裏情報がないと勝てない。一方で、哲学で人を巻き込んだ事業は、社会のルールさえ守れば何十年も生きていける。別に起業する必要なんてものはない。
これが起業は普通に必要ないんじゃないの?っていう理由になる。たぶん一般に言われている話とは根拠がだいぶ違うと思う。僕もやる必要はないとは言っているけれど、どうしても手段としてやる必要があって合理的であればやるけれども。
そんな感じで生き急ぐ必要なんて全くないんだなぁと実感した1日でした。笑
さて、そんな生き急いでいる意識高い学生にむけてこんなイベントを作成しました笑
散々ディスってますが、意識が高いのに死んでいく様は見たくないのでちょっと顔をのぞきに来てほしいかなぁと思ってます笑