意識高い学生がビジネスをしないで学生団体に逃げる理由
今日は前に受けたコンサルの仕事があったから、大学のフリースペースに籠って1日中ワイヤーフレームと見積もり書を書いていた。ちなみにワイヤーフレームとはWEBサイトの設計図みたいなもので、一旦ラフで書いたものを視覚化してから、サイト構築の作業に移る。
そんなふうにワイヤーフレームをある程度形にした後、サイトの見積もりについて考えていた時、ふと思った。一体フリーランスの人はどうやって商品の値段を決めてるんだろう。
というのも、サイトを作るにあたって当然無料でやるわけがないし、かといって今までサイトを受託して作ってきたのかというとそんなことはなくて、実は初めて受託した案件だった。
だから、このサイトを制作するという商品の相場がわからない。加えて、お金を取りすぎるのに抵抗がものすごくあるから、料金を決めづらい。まぁぶっちゃけ相場に関しては、以前にWEBサイトを作っていた時、高くて大体60万ぐらいだったのを雑用時代に社員のデスクに置いてあった領収書を見ていたからわかる。
ただ今回はサイトの修正と機能の追加がメインだから、なおさら決めづらい。
とりあえず友人に紹介してみたら、20万ぐらいにしといたら??と軽~く言われたので、大体そのくらいになるかという見積もりでもう一度計算してみることにした。
学生団体に参加する学生の多くはこれに引っかかってるんじゃないかと思う。というより、こんなことになるということに予想がついちゃうから、就職のリスクヘッジになりそうな学生団体の活動をしてしまう。学生がどんどんビジネスから遠ざかってしまう1つの原因なんじゃないだろうか。
ビジネスをやりたくてもできない意識高い学生が存在する理由
学生でビジネスをしている人は多くはないけど、よく探してみるといる。例えば、株をして資金を運用している人、起業をして会社を立ち上げた人、あと大学生でやりがちなビジネスといったらMLM、つまりマルチ商法をして資本金を作り、それを元手に別のビジネスをしている人。まぁねずみ講までなったら犯罪だけど、マルチも立派なビジネスだ。
そんなふうにビジネスをしている学生がいて、方法はいくらでもあるにもかかわらず、なかなかやりたがらない奴らがいる。しかも、学生団体に所属していることが、経歴に書けると本気で信じてる馬鹿がいるって事実を知ったのは、ついこないだの話。こいつらは一体何を考えて普段生きてるんだろう。起業とコラボして、BtoBができた!と思っているんなら、これほどアホな話はないだろうけど、本人がしあわせならそれでいいんじゃないかと最近考え始めた。
じゃあなんでそいつらができないのか。答えは簡単。
いままで正解を出すことしか練習してないから。
自分と相手との間で、解決する問題を決め、報酬を決定する。解決策を決めるのは簡単。というのも、日本人は教育で正解を解き続けることに対し、問題を作ったり答えを決めたりした経験が圧倒的にないから。だから日本人の学生の多くはビジネスができない。
学生団体に入っても、インターンしても、できるようになるのか。
答え:なるわけがない。
かといって、ノープランで実行しても潰れるだけだ。まずはルールを知るところから始まる。じゃあどうすればいいの?そんな何も知らない学生のために用意したのが、このReMakeという団体になる。初心者向けに勉強会を開催しているので、一度来てみるといい。